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ごきげんなときに書く日記
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徐々に肌寒くなっていく日々の中、
セレブな僕は朝シャンに余念がなかった。
シャワーを使うときにうっかり慌てて蛇口をひねってしまい、
冷たい水をかぶってうひゃぁっしまったァと飛びすさる遊びに夢中だった。
嘘なのである。
そんな趣味はないのである。

冷水をかぶる話はさておいて、
セレブな僕はある日セレブに相応しきゴージャスな計画を立てた。
近所に新しくオープンしたスーパーに買い物に行こうというのである。

あらあら、こんなところにおスーパーなどございましたかしら、などと
つぶやきながら漆黒のマントをヒラヒラとはためかせて
エレガントに昼食の材料を買いに行く算段なのである。

そうと決まれば善は急げだ。
僕は朝シャンの泡もすすがぬままに風呂場を飛び出し、
窓についていたカーテンを取り外してその身にまとい、
エレガントに家を飛び出した。
僕のあまりのセレブ具合にご近所の人々もびっくりである。
お母様方も、しっ見ちゃいけません! などと
おきまりのセリフを子供らに耳打ちして
僕のセレブ具合を褒め称えるという有様だ。
ああ、なんてセレブなんだろう!

僕は若干セレブの意味を勘違いしつつも、
猛スピードで新たなスーパーを目指す。

行く手を阻む車を蹴散らし、草花の話に耳を傾け、
橋のある川を泳いで渡り、ああ、もう千里は来たろうか。
スーパーを訪ねて三千里だろうか。

はたして目的のスーパーはあった。
その名もベルク! 最高に強そうなその名前に、
さすがのセレブな僕も少したじろぎつつ店内に突入した。

へーっ! ここがスーパーマーケットかぁ……!!
人がいっぱいだなぁ……!

などとひとしきり田舎者丸出しっぷりをアピールしつつ、
店内をセレブに歩きまわる僕。

おお、今日は大魔王ゾーマの肉が半額なのか。

ロトの勇者がやっとの思いで倒したゾーマも、
いまやスーパーに並んでいる。
思いがけずちょっとセンチメンタルな気分に浸る僕である。

でも、まだまだゾーマは高い。
いくら僕がセレブでも、半額ですら目玉が飛び出るような値段だ。
大魔王ゾーマは痩せ気味だから、
食べる部分も少なくて貴重な食材なのである。

くやしいが今日はゾーマはあきらめよう。

断腸の思いでゾーマを諦めた僕が購入した食材は、
魔王バラモスの肉である。
いつかバラモスの生姜焼きを作るのが夢だったのだ。
ついでにスカイフィッシュの切り身も買った。
実体のないスカイフィッシュをよくぞ切り身にしたものだ。
やはりベルク。あなどれない。

魔王バラモスとスカイフィッシュ。
この2つの食材で、さあ料理を始めよう。




図1:魔王バラモスロース生姜焼用(左)とスカイフィッシュの切り身(右)


まずは仕込みだ。
豚に……げっふん、魔王バラモス肉を秘伝のタレに漬け込む。




図2:秘伝のタレに漬け込まれる魔王バラモス


思いがけずしょうがをぶりぶり出してしまったが、
あとで馴染ませればきっと大丈夫だ。

少し野菜が足りていないと感じるので、
予め買っておいたキャベ……
ええと、地獄の使者デスキャベツを千切りにしてしまおう。
デスキャベツの千切りは最近よく練習しているのだ。
初めと比べると、ずいぶんと細かく刻めるようになってきたものである。




図3:千切りにされる地獄の使者デスキャベツ


フライパンに油をしいて、バラモスを炒める。
最初は強火で、すぐに中火に変えた後、
水分が飛び過ぎないようにちょっと蓋をする。

そして、3分ほどが経過したろうか。
ついに、バラモスの生姜焼きが完成した!

スカイフィッシュを手頃な大きさに切ってごはんの上にのせれば、
あっという間にスカイフィッシュ丼も完成だ。

斯くして僕のセレブなお昼ごはんが完成した。
魔王バラモス生姜焼き定食スカイフィッシュ丼つきである。




図4:魔王バラモス生姜焼き定食スカイフィッシュ丼つき


自分で作った生姜焼きは格別においしかった。
最近、もっと色々な料理をしてみたいと思う僕である。
そうだなぁ、次はやっぱりゾーマかなぁ。
でも、竜王カツもいいなぁ。

遙かアレフガルドに思いを馳せつつ、
僕は次なる料理の計画を練るのであった。


あっ。
朝シャンのときの泡、
そろそろすすいでおかなくちゃ!


 

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