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ごきげんなときに書く日記
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M3だM3だと、
このところ盛り上がっている僕でございます。
しかしながら、M3とはいったい何なのか、
さっぱりわからねーぜという方も多いことでしょう。
そらぷらってどうやって買うんだコンチクショーといった
面持ちの方もいらっしゃることでしょう。

 説明しよう!
M3とは、音系の創作物が販売されるイベントのことである
次回M3-2015春の開催日時、会場、入場料は以下の通りだ!
そらぷらに関する情報も一緒にご紹介しよう!

・開催日時 2015年4月26日(日)11:00~15:30
・会場 東京流通センター(第一展示場・第二展示場)
・入場料 1,000円
・そらぷらは第一展示場、Sayaqu様【N10x】にて委託頒布だ!

 たったいま説明しますマンが箇条書きで説明しましたように、
次回M3は4月26日、東京流通センターで開催されます。
うっかり間違えて、 東京靴流通センター に行かないよう、ご注意ください。

 入場料が1,000円となっていますが、カタログが入場券代わりなのです。
つまり、カタログを購入して入り口にいるスタッフの方に見せびらかすと、
入場することができる仕組みです。
渾身のドヤ顔を用意しておきましょう。

 実は午後2時ごろになると、入場料が無料になるという噂もあります。
ただし、会場が混雑していなければ、という条件があるようなので、
午後2時を回っても、確実に無料になるわけではないようです。
また、カタログが売り切れた場合も、入場料が無料になるという噂です。
そう、あくまでも噂でございます。

 さて! さてさて!!
今回は、僕も コトコトadd9 との合同企画、
Sora+ ~ゲーム音楽オリジナル・サウンドトラック~
で参加しております。
場所はですね、第一展示場【N10x】でございます。

 また新たな暗号がでてきてしまいました。
解読していきましょう。
M3参加サークル一覧が発表されていますので、
見ながら進めていきましょう。

 リンク先のサイト、参加サークル一覧と書かれた場所の横に、
「配置図」へのリンクがあります。
これを見ると、どうやら東京流通センター内には
第一展示場と第二展示場があるようです。
そのうちの第一展示場、N10と書かれた場所が、
そらぷらを販売している場所なのです。
「N9z」、「N10x」、「N10y」という並びになっているので、
お隣様は、MEMELOME様(N-09z)と、GA-HIProject様(N10y)ですね。
そらぷらを販売するN10xのサークル名は「Sayaqu」です。
夢にみた緑じゃないのかよ!
夢にみた緑じゃないのです。
なぜ夢にみた緑じゃないのかと言うならば、
それは委託販売だからです。

 説明しよう!
委託販売とは、他の方のサークルスペースに
自分の頒布物(この場合はCD)を置かせてもらって
販売する頒布の仕方である!

 たったいま説明しますマンが
何やらデジャヴな説明をしましたように、
僕は、Sayaqu様にそらぷらを置かせてもらって販売します。
僕も地獄の使者店番小僧として、交代で店に立つ瞬間がありますので、
遊句らしき人物を見かけたら、お気軽に声をかけてください。

 ちなみに、Sayaqu様の主はさいかさんといいます。
間違ってさいかさんに「あなたは遊句ですか」と
声をかけてしまっても特に問題はなさそうな人柄なので、
積極的に「ヘイ! ヘイヘイ遊句! ヘイヘイホー!」と
声をかけていきましょう。
さいかさんのCD『FIRST FRUITS』もRPGサントラ風でございます。

 またですね、そらぷらを一緒に作っているsiroimuさんも、
会場内のどこかに出没しているはずです。
神出鬼没で場所は特定できませんが、直観でsiroimuさんだと思ったなら、
「しろいむさんこんにちはー!! あーっはっはっはっは。」と、
声をかけて行きましょう。責任は持てませんが!

 そらぷら購入までの道のりを、簡単に説明しました。
会場は東京流通センター! 交通費もかかる! 入場料もかかる!
そうホイホイ来て購入するのは、難しいかもしれません。
しかし、それでも会場に来て購入してくださいましたならば!
僕には、大変うれしいことでございます。
『Sora+ ~ゲーム音楽オリジナル・サウンドトラック~』を、
どうぞよろしくお願い致します。

そらぷら!! そらぷらー!!!


さらに重ねて宣伝でございますが、
僕は春M3、以下の2つの企画にも音楽で参加しています。
もしよろしければ、こちらもどうぞ、よろしくお願いします。

壮大な曲コンピ2(通称おんぬえほ2) 第一展示場 G-22a
CMIコンピ(通称ぼっちコンピ) 第一展示場 F-09b
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図1:Soraジャケット(表面)

あっはっはっはっはっはっは。
あーっはっはっはっはっはっはっは。
アーーァァッハッハッハッハッハッハッハァッ!!!!

ついに出てしまいました。
夢にみた緑とadd9の合同企画、
『Sora ~ゲーム音楽素材オリジナル・サウンドトラック~』でございます。
高笑いも伸びやかになるというものでございます。

しかもこのサウンドトラック、
ジャケットとレーベルも用意しているため、
CDに焼いて綺麗にケースに収めることができるのです。
CDといえば、そう、コスモ・ドーナッツです。
嘘です。
いきなりかよ!
本日は下らない嘘をついている場合ではないのです。
嘘ひかえめで、お送りいたします。
インディアン うそ ひかえめ。

そんなわけで、今回のサウンドトラック、先ほどのジャケット画像の他に、
裏面の画像と、CDのレーベル印刷用の画像を同梱しています。


図2:Soraジャケット(裏面)


図3:Soraレーベル

これらはブログ用にサイズを縮小していますが、
実際に同梱している画像ははるかに巨大です。
フロッピーディスクに収まらないくらい巨大です。

フロッピーはさておき、
これらの画像をCDのジャケットやCDの盤面に綺麗に収めるためには、
どのようにすればよいのでしょう。
ドーナッツは焼けるけれど、ジャケットやレーベルは刷ったことがない!
そんなあなたのために、
ザ・印刷初心者たる僕が簡単に手順をご紹介致します。

・用意するもの
 ・CDーR(1枚)
 ・A4の印刷用紙(1枚)
 ・ハサミ(1つ)
 ・CD用ラベルシール(1枚)

CD-Rは音楽を焼きこむための、空のものを用意します。
持っていない場合は、こっそりお父さんの棚からもらいましょう。
間違えました。 ちゃんとお父さんにお願いして1枚譲ってもらいましょう。

A4の印刷用紙は、ジャケットの印刷に使います。
一枚あれば、表面と裏面の両方を一度に印刷することができます。
これもこっそり……ゲッフン、ちゃんとお願いしてお父さんから1枚もらいましょう。
印刷したジャケットを切り取るためにハサミを使うので、用意しておきましょう。

CD用のラベルシールは、CDの盤面を印刷するために使います。
お父さんにお願いしても、これを持っているお父さんは少ないかもしれません。

ここでCD作りは一つの壁にぶち当たってしまいます。
お父さん頼みでは、足りない材料があるのです。
どうすればよいのでしょうか。

ここはひとつ、父の背中を超えてみるべきでしょう。
自ら電気屋に赴き、不足する材料を調達するべきでしょう。
いざ、電気屋へ!! 今こそ子が父を超えるとき!!


2014年11月2日。
僕はヤマダ電機に来た。
今日、僕は父を超える。

目指すはプリンター関連用品売り場だ。
だいたいの電気屋では、プリンターからさほど遠くない場所に
印刷用紙やラベルシールも置いてあるのだ。
僕は余裕の足取りで目的地へと向かう。
しかし、広い! 広いな! ヤマダ電機!
見事に道に迷った僕は炊飯器などを眺めている始末である。

「ほー、なかなかいい炊飯器ですねぇ。
 おや、これはもしやこの店で一番いい炊飯器!
 10万円かぁ。やっぱり一番いい炊飯器は違うなぁ。」

道に迷っていることが店員にばれないよう、
なぞのひとりごとをいいながらも、僕はプリンター関連用品売場を目指す。

「やや、これは羽根のない扇風機!!
 いったいどういう仕組みなのだろう。
 危ない! 坊や! うかつに触れると手が吹っ飛ぶぞ!!
 あれ、平気だ……?」

などとやっているうち、
ついに目的の場所へやってきた。
そして、それらしき商品を発見!
カラー印刷がキレイなCD/DVD用ラベル。
家のプリンターはインクジェットプリンターなので、
ラベルもインクジェット用のものを選ぶ。

ポイントカード忘れちまったなー、あははー。
と思いながらも無事にレジを済ませ、
ついに父を超えてしまった僕は幾ばくかの寂寥を感じつつ、
家へと戻ってきた。見慣れた家が、いつもより少し小さく感じた瞬間だった。

ー完ー


まだです。
むしろこれからでございます。

購入してきたラベル用紙がこちら。


図4:ラベル用紙

なんとなく折り紙のような装いです。
おや、右上に気になる記述を見つけました。
どうやら、ELECOMの公式サイトから
ラベル印刷用のソフトが誰でも無料でダウンロードできるようです。
これは使わない手はありません。

細々とした規約にひたすら同意します同意しますとばかりに同意したのち、
ソフトを立ち上げると、驚きの簡単操作です。
ラベルの種類を選んで、ジャケットや盤面に印刷したい画像を挿入し、
プリンターの設定を合わせて印刷する。 シンプルです。

もし、プリンターの設定が難しい場合は、お父さんに相談してみましょう。
父を超えてしまった寂寥感も和らぐかもしれません。

ラベルを選び、プリンターを設定したら、
レッツ、印刷でございます!


図5:レッツ印刷


ジャケットをハサミで切り取り、
ラベルシールを盤面に貼り付ければ、
『Sora ~ゲーム音楽素材オリジナル・サウンドトラック~』
の完成です。


図6:Sora ~ゲーム音楽素材オリジナル・サウンドトラック~


いかがでしたでしょうか。
是非一枚作ってみて、家のCDプレイヤーで聴いてみてください!

最後になりましたが、
今回ご一緒してくださったしろいむさん、
実はクレオフーガのゲームミュージックコンテストで佳作を受賞した
腕前でいらっしゃいます。
Seanchas jig』という曲です。とてもいい曲ですので是非聴いてみてください。

ちなみに、Soraにシークレットトラックとして、
このSeanchas jigの説明文をしろいむさんの美声で音読して収録しよう!
という案があったのですが、
しろいむさんのきっぱりとした「やめましょう!」により、却下となりました。
惜しい!

それでは、ごきげんよう!

あ! コスモ・ドーナッツの焼き方については、また、そのうちに!


図1:そびえ立つアフロ

アフローアフロー
マサマサシー♪

今日も絶好調にごきげんな僕は
お馴染みマサシのテーマを歌いながら
晩御飯の献立に思いを馳せていた。

ということは、本日の晩御飯はこのアフロを
惜しみなくふんだんに使ったアフロ料理なのだろうか。

ご冗談!

確かにアフロはベータカロテンやビタミンB群、
ビタミンC、E、カルシウム、カリウム、
鉄などのミネラル、果ては食物繊維までも豊富と、
とっても栄養的に優秀な食材だ。

サイヤ人の王子も「野菜を食べんか貴様ー!!!」などと
絶賛野菜推しの昨今である。

しかし! アフロは本日のメインディッシュを影で支える
粋な脇役的存在なのである。クリリンなのである。
本日のメインはこちら! お馴染み魔王バラモス肉だ!


図2:魔王バラモス厚切り肉

まさに誰がどう見てもバラモスなのである。
今日はこのバラモス厚切り肉を使って
とんか…げっふん、バラモスかつを作っていく所存だ。

みんなの憧れバラモスかつ!
うぉぉぉ!!! 野菜を食べんか貴様ー!!!

サイヤ人の王子はさておき、
さっそく料理の支度にとりかかる僕である。

切り身とは言えどバラモスは魔王である。
その禍々しきオーラのため、このままでは
料理どころかまったく歯が立たない。
まずはバラモス肉の禍々しきオーラを打ち砕いて
肉をやわらかくしなければならない。

そこで活躍するのが伝家の宝刀、
ロトの剣である。


図3:伝家の宝刀、ロトの剣

ロトの剣を前に、バラモス肉は今や俎上の鯉、
いやさ、俎上のバラモスといっても過言ではない。


図4:俎上のバラモス

覚悟しろバラモス!
伝説の勇者のひと薙ぎで、
柔らかく食べやすくなってしまうがいい!
ジェノサイドクラァァァァッシュ!!!!!!


図5:ジェノサイドクラッシュ

全然勇者っぽくない名前の技により、
バラモスの肉は順調に柔らかくなっていく。

柔らかくなったバラモスに塩コショウを振って、
小麦粉をまぶし、卵とパン粉をつけ、
地獄の業火に放り込み、そのまま6分ほど待つ。
地獄の業火は危ないので、カメラはここでは封印だ。
浮かれて写真など撮っていてはうっかり飲まれかねない。

この隙に付け合わせのアフロも茹でてしまおう。
モサモサの親アフロを小さな子アフロたちに切り分けていくのだ。


図6:子アフロに切り分けられる親アフロ

早速鍋に投入し、


図7:鍋に投入されるアフロ

茹で上がったところをさっと掬い上げる。
すでにカラッと美味しく上がったバラモスとあわせて更に盛り、
予め切っておいたデスキャベツ千切りとお味噌汁を添えれば、
魔王バラモスかつ定食の完成だ!


図8:魔王バラモスかつ定食

憧れのバラモスかつを自宅で作ることができた。
魔王もいまや家庭料理に並ぶ時代なのだ。

やはり揚げたてはおいしいなぁなどと
ひとしきり満足気につぶやいた僕は、
付け合せのアフロをつまみながら
上機嫌にマサシのテーマを口ずさむのだった。



図9:マサシ


徐々に肌寒くなっていく日々の中、
セレブな僕は朝シャンに余念がなかった。
シャワーを使うときにうっかり慌てて蛇口をひねってしまい、
冷たい水をかぶってうひゃぁっしまったァと飛びすさる遊びに夢中だった。
嘘なのである。
そんな趣味はないのである。

冷水をかぶる話はさておいて、
セレブな僕はある日セレブに相応しきゴージャスな計画を立てた。
近所に新しくオープンしたスーパーに買い物に行こうというのである。

あらあら、こんなところにおスーパーなどございましたかしら、などと
つぶやきながら漆黒のマントをヒラヒラとはためかせて
エレガントに昼食の材料を買いに行く算段なのである。

そうと決まれば善は急げだ。
僕は朝シャンの泡もすすがぬままに風呂場を飛び出し、
窓についていたカーテンを取り外してその身にまとい、
エレガントに家を飛び出した。
僕のあまりのセレブ具合にご近所の人々もびっくりである。
お母様方も、しっ見ちゃいけません! などと
おきまりのセリフを子供らに耳打ちして
僕のセレブ具合を褒め称えるという有様だ。
ああ、なんてセレブなんだろう!

僕は若干セレブの意味を勘違いしつつも、
猛スピードで新たなスーパーを目指す。

行く手を阻む車を蹴散らし、草花の話に耳を傾け、
橋のある川を泳いで渡り、ああ、もう千里は来たろうか。
スーパーを訪ねて三千里だろうか。

はたして目的のスーパーはあった。
その名もベルク! 最高に強そうなその名前に、
さすがのセレブな僕も少したじろぎつつ店内に突入した。

へーっ! ここがスーパーマーケットかぁ……!!
人がいっぱいだなぁ……!

などとひとしきり田舎者丸出しっぷりをアピールしつつ、
店内をセレブに歩きまわる僕。

おお、今日は大魔王ゾーマの肉が半額なのか。

ロトの勇者がやっとの思いで倒したゾーマも、
いまやスーパーに並んでいる。
思いがけずちょっとセンチメンタルな気分に浸る僕である。

でも、まだまだゾーマは高い。
いくら僕がセレブでも、半額ですら目玉が飛び出るような値段だ。
大魔王ゾーマは痩せ気味だから、
食べる部分も少なくて貴重な食材なのである。

くやしいが今日はゾーマはあきらめよう。

断腸の思いでゾーマを諦めた僕が購入した食材は、
魔王バラモスの肉である。
いつかバラモスの生姜焼きを作るのが夢だったのだ。
ついでにスカイフィッシュの切り身も買った。
実体のないスカイフィッシュをよくぞ切り身にしたものだ。
やはりベルク。あなどれない。

魔王バラモスとスカイフィッシュ。
この2つの食材で、さあ料理を始めよう。




図1:魔王バラモスロース生姜焼用(左)とスカイフィッシュの切り身(右)


まずは仕込みだ。
豚に……げっふん、魔王バラモス肉を秘伝のタレに漬け込む。




図2:秘伝のタレに漬け込まれる魔王バラモス


思いがけずしょうがをぶりぶり出してしまったが、
あとで馴染ませればきっと大丈夫だ。

少し野菜が足りていないと感じるので、
予め買っておいたキャベ……
ええと、地獄の使者デスキャベツを千切りにしてしまおう。
デスキャベツの千切りは最近よく練習しているのだ。
初めと比べると、ずいぶんと細かく刻めるようになってきたものである。




図3:千切りにされる地獄の使者デスキャベツ


フライパンに油をしいて、バラモスを炒める。
最初は強火で、すぐに中火に変えた後、
水分が飛び過ぎないようにちょっと蓋をする。

そして、3分ほどが経過したろうか。
ついに、バラモスの生姜焼きが完成した!

スカイフィッシュを手頃な大きさに切ってごはんの上にのせれば、
あっという間にスカイフィッシュ丼も完成だ。

斯くして僕のセレブなお昼ごはんが完成した。
魔王バラモス生姜焼き定食スカイフィッシュ丼つきである。




図4:魔王バラモス生姜焼き定食スカイフィッシュ丼つき


自分で作った生姜焼きは格別においしかった。
最近、もっと色々な料理をしてみたいと思う僕である。
そうだなぁ、次はやっぱりゾーマかなぁ。
でも、竜王カツもいいなぁ。

遙かアレフガルドに思いを馳せつつ、
僕は次なる料理の計画を練るのであった。


あっ。
朝シャンのときの泡、
そろそろすすいでおかなくちゃ!


 


その日、びっくり鈍器ーへとたどり着いた僕は、
すかさず手指消毒用のアルコール噴射器を手に取り、
それを店員につきつけてこう言い放った。

「びっくり鈍器ーとか言ったな。
 なかなかのハンバーグレストランじゃないか。
 命が惜しければ、オレ達二人を席へと案内するんだな。」

騒然とする店内。怯える人々。
そう、僕と父はハンバーグレストランびっくり鈍器ーへと、
昼食を食べに訪れたのである。

眼前にアルコール噴射器を付きつけられた店員は、
為す術も無くこう答えた。

「禁煙席と喫煙席、どちらになさいますか。」

これは、僕がびっくり鈍器ーへ赴いたそのとき様子を
多少脚色して記したものである。


先日、カレー好きの助手がびっくり鈍器ーに視察に言ったという話を聞いた。
ここはやはり、僕自身もびっくり鈍器ーに赴くべきだろうと思い、
常々びっくり鈍器ーへと行く機を虎視眈々と窺っていたのだ。

そもそもカレー好きの助手とは誰なのか、
何故にびっくり鈍器ーに視察に行かねばならないのか、
どうしてびっくりドンキーをびっくり鈍器ーなどと表記するのか、
皆様におかれては不思議に思う向きもあろう。
ひょっとすると遊句は変態なのじゃないかと、
不審の目を向けたくなる向きもあろう。

カレー好きの助手とは、
他ならぬカレー好きの君島三夜さんなのだ。
ボイスドラマ『教授と助手』で助手の役をやっておるので、
その都合上、ここでは助手と呼んでいる。

そして、説明の順番が前後するが、
この君島さんはハンバーグレストランびっくりドンキーのことを
びっくり鈍器ーと呼んではばからないのだ。
ひょっとするとカレー好きな上に鈍器マニアでもあるのかもしれない。
くれぐれも背後には注意しなければならないと思う。

そんなわけで、僕自身もびっくりドンキーを
びっくり鈍器ーと表記することで助手の機嫌をとってしまおう
という算段なのである。
けっして僕が鈍器マニアなわけではないのである。

そのカレー好きで鈍器マニアの助手が
『教授と助手』の視察も兼ねて、鈍器ーに赴いたと聞く。
ならば、教授役を務める僕としても
びっくり鈍器ーに赴いて、ウホウホとひき肉を貪ってしまおうと、
そいういう算段だったのである。


さあ、今やびっくり鈍器ーで席へと案内されている僕である。
怯えた店員は言われるがままに、僕と父を禁煙席へと案内する。

「ご注文が決まりましたら、
 お席のボタンでお呼び下さいませ。」

今や店員は完全に僕の言うなりである。
僕が手元のボタンを押すだけで、すかさず店員が
注文を聞きにやってくるのだ。

すっかり上機嫌の僕と父はびっくり鈍器ー特有の
ウェスタンな扉のような雰囲気のメニューを眺め回し、
本日犠牲となる食材の選定に余念がなかった。

おお、ハンバーグは150gと300gがあるのかぁ。
やや、びっくりフライドポテトなんてのがあるぞ、
どんだけびっくりなのだろう。

一頻り談笑し、
メニューをポテサラパケットディッシュと決めた後、
僕は任務にとりかかることにした。

父にも内緒の極秘任務である。

先日、カレー好きの助手と話をしたときに、
ジンギスカンキャラメルは北海道で買わなくても
全国のびっくり鈍器ーのレジあたりで売っていると大見得を切ってしまった。

しかしである。しかしなのである。
このあいだの助手の報告によると、びっくり鈍器ーに
ジンギスカンキャラメルが置いていなかったようなのだ。
ここで僕は一つの仮説を立てた。
それは、

「そもそも助手は北海道の鈍器ー
 だったから置いてなかったんじゃね?」

というものである。
そりゃそうだ。北海道ならば方々のおみやげ屋さんに
ジンギスカンキャラメルが置いてあるはずだ。
わざわざびっくり鈍器ーに置いたところで、
大して売れることはないだろう。

そのような目論見のもと、
僕は父に、ちょっとトイレに行ってくると言い残し、
レジへと向かった。

逆だよ、と父に言われた。


父に逆だと言われたので、
カモフラージュのためにまずトイレへと赴いた僕である。
ここのトイレは既に制覇済みだ。
証拠写真も残っている。


図1:証拠写真

思えばこのびっくり鈍器ーは既に僕の勢力圏内だったのだなぁ、
などと思いながら、僕は策を巡らせていた。

よし、迂回して父に見つからないようにレジへと向かおう。
そう考えるや否や、僕はハイラル城で兵士の目を欺くリンクのごとく
店内を忍び足で進んだ。

ウェイトレスに怪しまれながらも、
遂にレジへとたどり着いた僕は、
すぐに目的の飴やらガムやらキャラメルやらが
売っている場所へとは向かわず、もっと入り口付近の
ぬいぐるみやらオモチャやらが売っている場所を眺めていた。

どうしてそんなことをするのか。
と問われると自分でもよくわからないのだが、
ここまで隠密行動を取った以上、もう決定的に隠密してしまいたくなる。
今や僕がジンギスカンキャラメルを求めているということは、
誰にも知られてはならないことなのだ。
そのためには、慌ててキャラメル売り場に向かってはいけない。
全くもって意味が不明だが、
とにかく要するにそのときの僕は、そういうテンションだったのだ。

さあ、サンリオの眼が光るオモチャを尻目に、
ついに目的の場所へとやってきた僕は、
いかにもわざとらしくへぇー飴とかガムとかがあるなぁ、
などという感じでその付近を見まわし、
ついにキャラメルらしき箱が置かれているゾーンを発見した。

そしてジンギスカンキャラメルを探すのだが、
どうしたことだろう。ないのだ。
十勝バターキャラメルと夕張メロンキャラメルは置かれているのに、
ジンギスカンキャラメルがない。ありやがらない。

ウッとうめき声を上げ、
しなしなとその場に崩折れる僕である。

ないんだから、ないんだろうなぁ。
あんまり人気がなくて置かなくなってしまったのだろうか。
意気消沈して席へと戻った僕は、お冷やをヤケ飲みしたのであった。


【第一章 ~遙かなるジンギスカンキャラメル~】 =完=

 
うっかりしていました。
あれほど注意していたのに、僕はやってしまいました。
いつものようにお気に入りのイヤホンを耳に掛け、
お気に入りの音楽とともに優雅なお昼時を迎えるはずだった僕。
しかし、いつも当たり前のようにあったその幸せは、
突如として僕の前から姿を消すことになったのです。

音がきこえない。
どうしたというのでしょう。
僕のお気に入りのイヤホンから、ウンともスンともペションとも、
全く音が出ないのです。
僕がどれほど熱心に語りかけても、
イヤホンさんは答えてくれるそぶりを見せません。

僕は、悲しみに明け暮れました。
今まで僕の音楽活動を支えてくれたイヤホンさん。
それが、今や物言わぬアクセサリーとして、そこに佇んでいるのです。

イヤホンさんから音がきこえなくなったのは、
イヤホンさんの故障でしょうか。
いいえ、違います。

僕は、気が付いてしまいました。

イヤホンさんが素敵な音を聴かせてくれること、
それを僕は、当たり前のことのように考えて、
気が付けば、僕のほうからイヤホンさんの
声を聴こうとする気持ちを失っていたのです。

そう、僕は、鼻にイヤホンを装着していたのです。

道理で耳垢みたいな臭いがすると思ったよ!こいつぁうっかり!
などと手を打って納得する僕。
迫り来る恐怖の大王。爆発するビーフジャーキー。

気が付けば本題と全く関係ないことを
書いている自分に愕然としている僕でございます。

そう、僕がここで語るべきことは、
ヴォイスドラマー教授と助手についてのお話です。

ある日、カレー好きで有名な君島三夜さん
から、僕に声がかかりました。

「ボイスドラマを作ろう。」

僕はそんな君島さんのお誘いを鼻の穴で聞きつつ、
返事をしたのです。

「ウッホッホ。(作りましょう)」

ボイスドラマは君島さんのサイト、「君の音。」のトップから、
即興、合同、と辿ると聴くことができます。
教授と助手のお話です。
僕のよくわからない声も、うっかり入ってしまっています。

再生ボタンを押せども押せども音が流れない。
そんなことがあったなら、
あなたも、鼻の穴にイヤホンが装着されていないか、
確かめてみてください。






12月某日。
僕はいつものように部屋で鼻をほじったり耳をほじったり、
ほじらずにほじる真似をしたりしていました。
そう、最近はやりのエアほじりです。

「へっへっへ、見なよジョンソン、SSSクラスの特大サイズだ。
 これをほじりだせるほじリストは、
 世界中を探しても俺とお前くらいのもんだろうよ。」

などとうっかり声に出してひとりごとを言っては
家族に心配されたりしつつも、
僕は至って真面目に、メガネ君に暮らしておりました。
そのメガネっぷりときたら、もうメガネっぷり
どころではなく、メガネっぷりぷりくらいのもので、
いわんやノビ・ノビータもびっくりするほどなのです。

そんな幸せほじリストな日常を満喫していた僕でございますが、
心のどこかに満たされない思いがありました。

ああ、僕は最近自分の曲をアレンジされていない。
アレンジされたいウッホッホ。

そうです、慢性アレンジされたい症候群です。
曲をアレンジされたいけれど、待てど暮らせどアレンジされない。
欲求不満の僕の生活は、荒れに荒れ狂いました。
アレンジされたい症候群をこじらせた僕は、
まさに野生のマウンテンゴリラと言っても過言ではありません。

朝の挨拶ウッホッホ。
ご飯の前にウッホッホ。
横断歩道は左右を確認、右手を上げてウッホッホ。
最近新しいゲームが出たドンキーコングに対抗心を燃やしつつ、
あーはやく僕のゲームがでないかなーほじほじ。
なぁんて、ついにはエアほじほじを始めてしまう有様です。
月の出る夜には人知れず涙を流し、
枕をじゃぶじゃぶ濡らしてはお洗濯していたものです。
そして星に願ったものでした。
はやくにんげんになりたーい。

ああ、その願いが届いたのでしょうか。
神は僕を見放してはいませんでした。
ある日僕の友人のKoya君が僕にこう言ったのです。

「初めましてウンコーヤです!」

ごめん、関係ありませんでした。
これではなくてですね、なんとKoya君が僕の
『ようこそ辺境へ』をアレンジしたと言うのです!

ありがとう、Koya君。サイコーです。
Koya君の言葉をかりるなら、それって楽園じゃないですか。
これで僕は朝におはようございますと言う能力を取り戻すことができました。
ご飯の前にはいただきますと言う。その素晴らしさを思い出しました。
でも、横断歩道はウッホッホのままでした。
夜の枕もお洗濯でした。

完全に野生化した僕が人間の姿を取り戻すには、
まだ少し足りなかったのです。
僕のウホウホほじほじお洗濯な日々は、
なおも続いてしまいます。

しかし、開けない夜など無いのです。時化もいつしか凪ぐのです。
神は僕を見放してはいませんでした。

ある日僕の友人の神庭Neonさんが僕にこう言ったのです。

「牛乳と卵はハレンチトーストよ!」

ごめん、関係ありませんでした。
そうではなくてですね、なんとNeonさんが僕の
『薄陽』をアレンジしてくれたと言うではありませんか!
ありがとう、Neonさん。
これで僕も人並みに横断歩道を渡ることができるのです。
黒いところは踏むとダメージを受けるので、
白いところだけを踏んで渡るという設定で
スリリングに駆け抜けることができるのです。

二人の救世主の大活躍によって、
今や僕は完全に人間性を取り戻しました。
はやくにんげんになりたーい。
毎夜枕を洗濯しながら星に願った、
その願いがついにかなったのです。
でも、ゴリラだった日々を忘れてしまったわけではありません。
あの頃の僕は、今も確かに、僕の中に息づいています。

ウッホッホ、ウッホッホ。ほじほじ。
「やいこら遊句、依頼していた東方カービィ風アレンジはいつできるのだ。」
けたたましも美しく、幾ばくかの物憂さを秘めたハードボイルドな
口調でこのように僕に問うたのは、知る人ぞ知るランナイさんその人である。

ことの始まりは2010年二月の頭、
僕がおびただしい量のすね毛に溺れる夢にうなされていた時期であった。
僕宛に一通、見知らぬ差出人からメールが届いたのだ。
そこにはけたたましくも美しく、幾ばくかの物憂さを秘めた
ハードボイルドな文面で次ようなことが書かれていた。

「東方のキャラでカービィ風のアクションゲームを作るので、
 曲を作りやがれコンチクショウ! ウンコ!」

……文末付近は僕が勢いで幾ばくかの歪曲を加えてしまった観が否めないが、
つまりこれは、作曲の依頼である。断じてウンコの依頼ではない。
これがウンコの依頼でなく、作曲の依頼であるとするならば、
僕の取るべき返事は一つ、すなわち

「作ります!」

というものであった。

斯様な経緯で僕は「東方カービィ風アレンジの作曲(編曲)」を
引き受けることとなったのだ。

あれから5ヶ月が経った後、
ランナイさんから曲の催促がけたたましくも美しく……と言った具合で
矢のように飛んできたわけである。

僕はたいへん焦った。何しろ曲が全くできていない。
猛り狂うランナイさんをなだめるために「え、ひがしがた? ジョジョの?」
などと粋なジョークを飛ばしてみるものの、
先方は依然として完全にお怒りの様子である。
怒髪が天を衝いて宇宙空間に突入せんばかりの勢いである。ゴンさんもびっくりである。
「何パーセントくらいできているのだ」と問われたので、
「へえ、まあ、10パーセントくらいですかね」と答えた。
「その10パーセントとは具体的には何ができているのだ」と問われたので、
「よし、曲を作るぞ! と意気込むところまでできております」と答えた。
もはやランナイさんの怒髪は宇宙の果てを突き破り、未知なる空間へと突入していた。
これはまずい! と思った次の瞬間には、
僕は作曲をするための作業イスに、縄で固定されてしまった。
「こ、これは一体、どういうことですか!?」
動揺しつつも果敢に質問する僕に、ランナイさんは一喝、
「曲を作り終わるまでそのままだ。終わったら解放しよう。」
とこのように仰る。

かくの如くして僕の「東方カービィ風アレンジ大作戦」は
幾ばくかの進展をみることとなったのであった。

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さて、現在、曲はあらかた完成しております。
ゲーム完成にこぎ着けるのはまだ暫くかかりそうではありますが、
どうやら夏コミで、攻略本的なものとオリジナルサウンドトラックを
セットで販売することになりそうな気配がします。
詳しいことはランナイさんに任せっきりなのですが、
*当日は僕も現場に行くことになると思います。
あ、そうだ。曲のクロスフェードデモなど作ってみましたので、
よろしければどうぞ、お聴き下さい。
多少なりとも気にかけていただければ幸いでございます。

余談ですが、ランナイさんが僕を縛る動作は大変なめらかであり、
きっと彼は普段から人を縛り慣れているに違いない、と僕は思うのです。

*委託先のゆたろうさんにご迷惑が掛かってしまいそうなので、
 僕は一般人として行くことになりました。
 僕は1時~1時半辺りを目掛けて行きます。
 たぶん道に迷うので、時間がざっくりしております。

僕は自意識過剰である。
こいつはいきなり何を言っておるのかと
お思いかもしれないが、なんてったって僕は自意識過剰なのである。
その自意識過剰っぷりたるやすさまじいもので、
たとえば性格診断テストなどで「自分が他人からどう思われているか気になる」
という項目でもあろうものなら、それはそれは全力で
「気になります気になりますきゃっほーう!」と、
向こう三軒両隣に響き渡るほどの大声で叫びまくった挙げ句、
"Yes"のチェックボックスを高橋名人顔負けといった具合で連打してしまうほどなのである。
あたたたたたたたたたた! なのである。

そんな具合に自意識過剰である僕は、
ネット上でなされる自分についての話が大変気になってしまうのだ。
今のこの瞬間にも、どこかの誰かがブログなどで
「遊句」について語り明かしているかもしれない。
そう思うと気になって気になって胸もはち切れんばかりの思いなのである。
こうなるともうお仕舞いで、僕はその瞬間、
「それいけ!自意識カジョカジョマン」と化してしまう。
変わり果てた姿となった僕は、わき上がる自意識を抑えきれず、
「遊句」というワードでgoogle検索をかけ始めてしまうのだ。

つい先日も、「それいけ!(以下略)」に絶賛変身中だった僕は、
「遊句」やら「遊句さん」やら「遊句様」などといった恥ずかしいワードで検索をかけていた。
そして、ひとつの興味深い事実に行き当たったのだ。
どうやら、ネット上で「遊句」と名乗っている人は、僕以外にもいるらしいのである。
最初はへーなるほどねー、奇遇なこともあるもんだねー、などと思っていたのだが、
しかしよくよく考えてみるとこれは非常に重大なことだ。
ひょっとしたら、そのもう一人の遊句さんは、
ネット上で名を名乗ったときに、こっちのろくでもないほうの
遊句と間違われてしまうことがあるのではないか。
うっかり「初めまして、遊句と申します」とでも名乗ろうものならば、

「まあ聞きまして奥さん、遊句といったら、あの年がら年中鼻をほじっては
 ウホウホとゴリラのモノマネをして、隙あらばメンマァァァア!
 なぁんて下品にと叫び散らすあの遊句ですわよ。ヒソヒソ」

「まあ、何てことでしょう。鏡の前でトレーナーを6枚重ねで着ては、
 全然着ぶくれしていない自分の姿を見て、『なんて着やせするタイプ!』
 などと独り言をほざいているあの遊句ですって! ヒソヒソ」

といった具合に、蔑みの対象になってしまっているのではなかろうか。
初対面にして村八分にされてしまっているのではなかろうか。
だとしたら、本当に申し訳ない限りである。
もう一人の遊句さんには誠にご迷惑をおかけしてしまっている次第である。
この場をかりて、謝罪の意を表したく存知候う次第なのである。
このサイトをご覧のみなさまにおかれましては、
偶然ネット上でもう一人の遊句さんを見かけても、
いきなりメンマァァァァア! などと罵倒することのないよう、
くれぐれもお願いするのである。

おい、ちょっと待ちたまえ、君はそんなに有名じゃないだろう。
というツッコミは入ってしかるべきであるが、
しかし何と言っても、僕は自意識過剰なのだ。
 "The Exciting Man"、僕はその男をそう呼んだ。
紙、ハサミ、ダンボール、セロテープ、鼻毛などの手近な道具のみで、
次々と作られていく想像を絶するほどに魅力的な玩具たち。
番組の最後には傍らのゴリラだかクマだかよくわからない生き物と
その日作ったおもちゃで勝負して、あっさりと負けてしまうナイスガイ。

人は彼を「わくわくさん」と呼ぶ。
彼にかかれば、誰だってわくわくせずにはいられない。
傍らのゴリラだかクマだかわからない生き物だって、
始終鼻息を荒げて興奮しっぱなしだ。

僕とて例外ではなかった。
テレビを眺める僕の鼻の穴は、もう、ずっとふくらみっぱなしで、
その鼻の穴の大きさたるや、かの有名なぶりぶりざえもんを遙かに凌駕していた。
そんな僕は、ぶりぶりぶりざえもんと言っても差し支えない。
わくわくさん、なんてエキサイティングな男だろう!
彼こそはまさに、"The Exciting Man" !
いやさ、「ジ、エキサイティング、マン」!
もとい、「痔、エキサイティング、マン」!

と、いうことで今回は痔の話です。

みなさま、痔、ご存じでしょうか。
お尻の血行がわるくなって、痛くなったり腫れてしまったりする病気ですね。
長時間座っていたり、刺激物を摂りすぎたりするとかかりやすいみたいです。

そう、何を隠そう、僕は今、痔に苦しめられているのです。
わさびを尻に塗るとお通じがよくなると聞いて、
ここ最近ずっと尻にわさびを塗っていたのですが、
ちょっと塗りすぎたみたいで痔になってしまいました。
そんなバカな、間違えました。
実際のところ、長時間座って作曲をしていたことが原因のようです。
さながら奈良の大仏のごとく、神々しく座っていたのですが、
それがかえって仇になってしまったみたいですね。

実は、痔になってしまったのは初めてではありません。
僕の初めての痔、専門用語で言うところの「ハツジ」は、
小学校5年生のころでした。

あのころ、僕は尻にわさびを…、
ゲッフンゲフン、間違えました。
恒常的に腹に力を入れていたら腹筋が
鍛えられるのではないかと思って常に力んでいたので、
おそらくそれが原因で痔になってしまったのです。
今度は本当の話なのです。や、本当に本当なのです。

それでですね、さすがにこりゃやばいと思った僕は、
母につれられて近所の病院に赴いたのです。
痔は手術で切除することもある、と噂に聞いていた僕は、まさに恐怖のどん底でした。
病院の待合室で名前を呼ばれるのを待つときの僕の心境は、
今まさに抜かれようとしている鼻毛のごときものでした。
僕は心を落ち着かせるために、つくってあそぼのテーマソングを歌います。
「飛び出る~アイデア~♪はい、タケコプター!」
他の曲と混同してしまってもお構いなしです。
全力で珍妙な合成歌を歌う僕。気分はさながらジャイアンリサイタルです。

しかし、僕のからげんきも長くは続きませんでした。
どんなに歌を歌っても、痔の手術に対する不安は拭いきれません。
僕はついには黙ってしまいました。
そして、ぼそっとつぶやきます。

「やっぱり切るのかなぁ…」

すると、そのセリフを聞いていたらしい
中学生くらいのお姉さんが、僕に話しかけてきたのです。

「ねぇ、君も盲腸なの?」

僕は戸惑いました。
盲腸と比べて、痔という病気のなんと格好悪いことか!
僕はどうしても気恥ずかしくて、自分が痔であることを伝えられませんでした。

「いや、痔っすね。」
「まさか!痔でござりますよ!」
「痔に勝る痔など存在しない」

などなど、言葉はもうそこまででかかっているのに、

「お、お尻からタケコプターが生えてきたん…」

僕はつい、見栄をはってウソをついてしまいました。
そして、そのままお姉さんに背を向けて走り去ってしまったのです。
「きょ、今日はこのくらいで勘弁しといてやる!」
お約束の捨て台詞も忘れませんでした。

あのとき、僕は彼女にきちんと伝えるべきだったでしょうか。
誇らしげに「いや、痔ですね、なかなかのもんでしょう、えっへん」と言い放つべきだったでしょうか。
でも、今となってはもう、昔の話。
過去を嘆いても何も始まりません。

僕は今、この日記を読んでくださっているみなさまに、
堂々と、きっぱりと、申し上げようではありませんか。
「痔になってしまいました。なかなかのもんでしょう、えっへん」と。

僕はさながら「痔、エキサイティング、マン」!
いやさ、「ジ、エキサイティング、マン」!
もとい、"The Exciting Man" !
当時憧れだったわくわくさんに、僕は少しでも近づけたでしょうか。
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